ネットストーカーによる誹謗中傷体験

ネットストーカーによる誹謗中傷体験

1.知らない人と仲良くなることが出来るSNS

SNSを始めたばかりの頃は、使い方もよくわからずとにかく色々な写真を載せたり、友達に本名のままコメントをしたりしていました。ニュースで報道されるネット上のトラブルは自分には無関係であると思っていました。

就職してからは同僚の人や飲み会で知り合った人と仲良くなる方法の1つとしてSNSを使っていました。どんなことに興味があるのか、どんな生活を送っているのか等、SNSを見れば聞かなくても知ることが出来、会話を始める時に感想を言うと相手と仲良くなれるので、人間関係を構築するための大事なツールでした。

しかし、個人情報が丸わかりの状態であることは、知らない誰かに見られる危険性があるとその時に気が付くべきでした。私のSNSにも知らない人からメッセージが届いたり、友達申請がされたりしました。

ある時、同年代の女性からメッセージが届き、私が返信すると次々と質問されたので答えていくうちに段々と仲良くなっている感覚がありました。その人は全く知らない人なのに「私の個人的な事を知っている人」になっていきました。

2.知らない人に監視されている恐怖

頻繁に連絡をとっているとお互いに悩みを相談するようになりました。すると、仕事内容が似ている事に気が付きました。同業者の方かと思い、共通の話題があることで親近感が生まれました。その女性は私がSNSに写真を載せると、コメントもしてくれるようになりましたが、ある時「今日は大変そうだったね。仕事嫌そうにやっていたね。」とコメントを書き込んできたので驚きました。

何故私の行動を知っているのか、そして何故それを公開のコメントで書きこんでくるのか違和感があったので尋ねたところ、はぐらかされてしまいました。もしかして同僚の1人なのではないかと思いプロフィールを確認してみても思い当たる人物はいませんでした。

段々私のSNS上に嫌味のようなコメントを残したり、私の行動について話して来たりすることが多くなってきたので怖くなってきて交流をしないようにしました。しかしその後も書き込みは続き、誹謗中傷や無視をしたことを責める様なコメントが増えていき精神的にも参ってしまいました。

3.ネットストーカー行為、誹謗中傷を受けて知ったこと

自分の行動が監視されていると感じましたが、心当たりが全くなかった為、ストレス以外の何物でもありませんでした。何故こうなったのか考えてみると、使用していたSNS上に個人情報を多く書き込んでいたからであると思いました。

私の勤めている会社は人数が多いので、もしかすると私の知らない従業員の誰かだったのかもしれません。恐ろしかったので何もできず相手の事を調べないまま結局犯人はわかりませんでした。

その後は自分のSNS情報を見直しました。写真から位置情報がわかるようにもなっていたので自分の無知を反省しました。現実の世界でもネットの世界でもストーカー行為をする人が存在すると知り、恐怖とともに自分の行動を見直す体験になりました。